ドロップアウト産婦人科医の生活

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子宮頚がん

子宮頚がんワクチン、公費助成も加速され、最近品薄らしいです。

あくまでパーフェクトではないこと、年齢によって効果も違うこと、などなど詳細は省略しますが・・・
「ガンを予防できる」
これはかなり画期的なことだと思います。
防げるんです!ガンが!!すぎょいよ!

3年前に海外の偉い先生が原因となるウィルスを発見し、ノーベル賞を受賞しました。

今外来で診ている子宮頚がんの患者さん、一人は80歳のおばあちゃん。
こないだMRIを再検したら
「腫瘍が小さくなり治療効果を認めます。」
と放射線科の先生からのコメントがありました・・・何も治療してないのに。
便秘薬だけもらって帰っていきます。おばあちゃんの中のNK細胞が勝ってるのかな。


もう一人の患者さんは31歳で2人の幼子を抱えるお母さんです。2人目妊娠中に発見されました。
手術、放射線、抗癌剤とフルコース治療の後まもなくの再発に苦しんでいます。
色々手を尽くしてもガンの進むスピードが抑えられません。
緩和治療の話もしつつ、でも決してあきらめたくないという患者さんの気持ちを前に辛いところです。

この人も昔、ワクチンが打てたら発症していなかったかもしれない。
医療は日に日に進歩しています。
「抗癌剤が効いてない」なんていう今の治療だって決して無駄ではありません。
こういった治療の積み重ねが医学のエビデンスになっていくんです。
かすかな希望の光でもあるならそれに賭けたい。
納得のいく人生とは人それぞれです。


数あるガンの中で子宮頚がんの辛いところは20~30代に発症のピークがあることです。

これから結婚・出産を夢見る女の子に子宮摘出を迫らなければならない時もあります。


メーカーはどんどんワクチンを増産して、若い女の子たちにどんどん打ってください。
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Commented by おきな at 2011-04-28 16:29 x
 平気に人前で胸をはだけ、我が子に授乳する誇らしさ!「私が産んだ子よ!見て・見て!」子育て中の女性には、周りが一目置く!彼方此方から赤ちゃんの泣き声が流れる。これが国の繁栄の姿。心配事は先生に助けて頂き、何処でも何時でも、安心して子供が産める社会!私は、生まれ変わったら、女性になって子供を沢山生むぞ!先生、その時は頼むよ!
Commented by kurukuruX at 2011-04-30 20:23
おきなさんへ
「その時」には私は存在して産婦人科医でしょうか。笑
生まれ変わったらぜひ違う仕事をしてみたいです。
Commented by おきな at 2011-05-02 08:27 x
ハハハハ大丈夫、霊界に知人がいるので、予約した、先生の現役中に戻るよ、先生が私からのコメントが来ない「元気だろうか?」と気付いた時からほぼ3年後、色白の可愛い妊婦さんと出会う筈、笑顔がとてもチャーミングで、素直で、先生の指示には、ハイハイと従って、先生も一目で気に入る筈、それが僕だから・・・そんな事?と思うの無理ないけど、娑婆と霊界は時間の観念が、全く違う、端的に言うと、娑婆の時間は、誰も同じ、霊界は個々異なる、六道の人間界での修行(日々の暮らし)に因るらしいが、分かるには、修行時間が掛かるから、その件は置いて、血液型はO、少し賢さに欠けるが、底抜けに明るいよ、名前にSの字がある、出会うのは、ヒヤシンスの咲く頃だから、春だ!先生も直ぐ好きになる妊婦さんだから、逢うとドキッとするかも・・・。
 先生が生まれ変わったら、「別の仕事もしてみたい!」分かるナ~。
でも又お医者さんに決まって居る様だ、今度は、「皮膚科」らしい、でも先生なら、どんな仕事に就いても大丈夫!楽しい人生が展開する筈!
Commented by kurukuruX at 2011-05-02 22:09
おきなさん
霊界の知人に予約・・・不思議な世界ですね。
そうですか!次は皮膚科!!
シミ取りしたり脱毛したり・・・そんなのもいいかも♪
失礼しました!
by kurukuruX | 2011-04-26 23:30 | 仕事 | Comments(4)

只今、二度目のドロップアウト中。


by kurukuruX