ドロップアウト産婦人科医の生活

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「家族」について

JR脱線事故から1年のニュース、もうそんなに経つんだなー。
1年前の今日、確か母親と1日中テレビの前でニュースに釘付けだったなぁ。何度見ても残酷な映像でした。

今日、新聞で、事故で娘さんを亡くしたお父さんの悲しい日々を綴った日記を読んで思わず泣きました。
旦那さんの後を追いたい気持ちを抑えながら、1年後同じ電車に乗って旦那さんの座ってた座席を探す、新婚だった奥さんの話もかなり辛い。

事故に遭った当事者の方々はもちろんだけど、残された家族の気持ちを想像すると、胸が苦しくなります。

私は、世の中で一番大切なものは家族だと思います。

ちょっと大袈裟かもしれないけど、今、自分が人生を諦めずに頑張れるのも家族がいるからだと思っています。

そして母親の病気が分かって、世の中からいなくなるという現実にぶち当たった瞬間の、あの時の自分の気持ちは絶対に忘れません。
もし、ほんとに死んじゃって二度と会えなくなったら、その時はもっと苦しむんだろうなぁ。
幸い、事故とは違って、ある程度心構えができてる分、まだいい方なんだろうけど。
でも、一般的には子供より親の方が先に逝くだろうし、子を失う親の悲しみに比べたら、そんなの仕方がないんだけど・・・。
ただ単に親離れできてないのかもしれません。

最近は、「家族を失う悲しみ」を自分以外の誰かに感じさせることにすごく恐怖を感じます。
人間は誰でもいずれ必ず死ぬし、自分が死んだことによって悲しませるような家族をこれ以上作りたくない。
できれば自分が一番最後になりたい。
だから結婚も、子供を持つことも気がすすまないというような、救いようのない悲しい観念にとらわれちゃっています。

ちょっと前にNHKの番組で、昔の日航機事故でお父さんを亡くした息子さんが同じように考えているのを見て、ひどく共感してしまいました。

私は悲惨な事故で家族を失ったわけでもないし、身近な人が死んじゃったわけでもないし、いつからこんな風に感じるようになったのかな。

こんな考えでいる限りは、細木数子的にも、きっといいご縁にも恵まれないんだろうな。
一応、手相での結婚線は35歳くらいのところに儚げに1本あるんだけど・・・。

でも、母親と時間を過ごすことを通してみて、誰かのために一生懸命尽くしているときが一番生きていることを実感する瞬間なんだ、ということにも気がつきました。

なんだか矛盾してるな。
ま、先のことは分かんないし、あんまり考えないようにしよ。
いつかもっと違う考え方に出会えるかもしれないし・・・。
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by kurukuruX | 2006-04-25 21:58 | その他 | Comments(0)

只今、二度目のドロップアウト中。


by kurukuruX