ドロップアウト産婦人科医の生活

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びっくり記事

ある産婦人科医のひとりごと: 癒着胎盤で母体死亡となった事例
2006/02/19
癒着胎盤で母体死亡となった事例
新聞記事より

最近開いてなかった医者の掲示板で、見つけた超こわ~い事件。
これで逮捕されちゃうの?

関連ブログいろいろ見つつ、一般の人と医者との意識の超えがたい壁。
こんなに考え方に差があるのは、偏ったマスコミ報道とか、医者が意見をいう場がなさ過ぎなんだろうな。労働組合とかないし、言い訳しちゃいけない風潮の職種だから。
学会が代表して専門的立場から守ってくれればいいのに。
安くない学会費は何に使われているのかしら?
現実はまだまだ難しいなぁ。

ところで今日はお母さんの健診日。
検査ではCA125がひとケタ!すごい!かなり順調!

と手放しで喜びつつ、病院の相変わらず忙しそうな現場の中、患者側の立場、一人のんきに家族付き添い状態で、ちょっと心が痛かったいつもの私でした。
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Commented by Willway_ER at 2006-03-11 16:00
唐突ですが、最近の医療訴訟・不当逮捕が横行する社会の風潮の中では、医師が道を歩いていて目の前で倒れた人を助けるのは、救命に失敗した後のトラブルが怖くて難しいのではないのかと考えています。
ところが、同じ五年生の友人がそれは薄情だと言い、「目の前で産気づいた人の赤ちゃんを取り上げられるように、高次臨床実習(希望の科を一ヶ月実習する)では産婦人科を選びたい」とも言っていました。
私はこの癒着胎盤のニュースやその他の医療訴訟のニュースを見ていて、産婦人科医でさえも目の前で産気づいた人の赤ちゃんを取り上げる
なんて危険な事はしないのではないかと思ったのですが、実際に産婦人科をされている先生はどうお考えになられるか知りたくて、コメントしてみました。
乱文、申し訳ございません。
Commented by kurukuruX at 2006-03-12 02:10
Willway_ERさん、ありがとうございます。
コメントを読んだ直感からの意見ですが、やっぱり目の前にいる生まれそうな妊婦さんのお手伝いすると思います。
後でトラブルかもしれません。でも良心というか、知らん振りしたらきっと後悔すると思います。こんなんだから世渡り下手なのかもしれませんけど。
ちなみに産婦人科を回ってきた研修医には道端で産気づいた人の赤ちゃんを取り上げられるだけの実習をさせてあげているつもりでいます。頑張ってくださいね。
Commented by Willway_ER at 2006-03-12 07:53
ご回答ありがとうございます。
たしかに、後悔はしそうですね。
後でトラブルかもしれない、と考えなければいけない日本の状況ってのはどうにかしたいですね。
善意をためらいなく発揮できる社会。
最近は『良きサマリア人法』を友人に広めているのですが、なかなか広まりません……orz
実習では、目の前の妊婦から赤ちゃんを取り上げられるようになるくらいの気持ちで取り組みます!!
by kurukuruX | 2006-02-20 22:33 | 仕事 | Comments(3)

只今、二度目のドロップアウト中。


by kurukuruX