ドロップアウト産婦人科医の生活

kurukurux.exblog.jp
ブログトップ

<   2011年 03月 ( 5 )   > この月の画像一覧

神様の水

最近涙もろくていけません。
ちょいと見たニュース、被災地での家族、友達との再会場面にもう一緒に号泣です。

そして今さかんに放射線被爆の話題です。
ミネラルウォーターが品薄のようです。


実は私、何年も前から飲み水に山の湧水を使っています。
このあいだも日常業務のようにペットボトルにせっせとお水を汲みに行きました。
山の水は何事もなかったかのようにドバドバ出ています。

「神様の水」

透き通るようなあまりの美味しさに私は勝手にこう呼んでいます。
そばにお地蔵さんもいたりします。

これでお茶やコーヒーを作ると味が全然違います。


水道水の放射能汚染の問題。
神経質になる必要はないと言われてもやっぱり気になるのが世の中の本音かと思います。
だって水は生きていくには必要不可欠だもの。

ふと、気がつきました。

「なんの水質検査もされていないそこらへんの湧き水をただ美味しいからといって
ゴクゴク飲んでいる私の行為はどうなんだ!」

いまさら!!

逆にこれから調べたとしても結果は聞きたくないような気もする・・・。
[PR]
by kurukuruX | 2011-03-25 19:28 | その他 | Comments(4)

ストレスリリーサー

インテリアショップでみつけました。

FINE REVO レラクゼーションシリーズ 「ストレスリリーサー」

この手のものはよく目にするよ。
こんなもので私のストレスが取れると思ったら大間違・・・

「きもちえぇ!」

医局の机に置いて昼休みにでもモミモミしたいと思い、早速購入しました。

そして憎っくき相手を想像しながら
f0056660_21195420.jpg

「ほっぺた、ぎぅぅぅぅー!」


いや、これ、いいかも♪
[PR]
by kurukuruX | 2011-03-21 21:24 | その他 | Comments(4)

震災の影響

東北から遠く離れたこっちのほうにも震災による影響が徐々に訪れています。

陣痛促進や産後出血の際に頻用する薬剤が、唯一の製造工場が被害に遭い、注文が途絶えてしまいました。当然ながら出産は止めることができず、赤ちゃんやお母さんの危険回避のため、早急に対策を考えないといけません。
予定していた医療機器の調達も難しくなったり、予定手術の調整に追われています。

また、現地の地震の影響で不幸にも流産になってしまった妊婦さんがはるばるやってきました。
診察は受けたが、向こうでは「処置どころではない」とのことで実家に帰省され、うちに来ました。
今日だけで2人も!

大きなお腹の妊婦さんも来ました。
もともと里帰りする予定だったようですが、かかりつけの病院も紹介状も流されてしまったと。
見るからに憔悴しきった様子で妊婦健診を受ける彼女に
「大変でしたね。」と声をかけると、声を詰まらせながら

「生きてるだけで・・・」

もうそれ以上かける言葉が見つかりません。
想像もつかない惨状。
「大変だった」なんて、そんな軽々しい表現をしてしまった自分が申し訳なく思えました。

母子手帳があったので、妊娠の経過や検査結果で情報収集することができました。

持っててよかった!母子手帳!!

超音波で診た赤ちゃんは元気にお母さんのお腹を蹴っていました。


うちの病院からもドクターが数人被災地へと派遣されました。
産婦人科医なんて向こうではあまり役には立たないだろな。
私ができることといったら、節電と募金くらい。

一人でも多くの命が助かり、大切な家族と早く再会してほしいです。
そしてライフラインや原発問題が早く解決して、不安定な生活が一刻も早く終われることを祈るばかりです。
[PR]
by kurukuruX | 2011-03-15 19:42 | その他 | Comments(13)
ドメーヌ サンティレール メルロ
f0056660_23281077.jpg

with 鴨のロースト(真空パック切っただけ)



ヴィーノ ノヴェッロ ロッソ
f0056660_23294086.jpg

with 菜の花のペペロンチーノ
[PR]
by kurukuruX | 2011-03-10 23:44 | 今日のお酒 | Comments(4)

児頭骨盤不適合

3月3日、赤ちゃんが帝王切開で生まれました。

10ヶ月に入り、今まで通常の妊婦健診を受けてきたその妊婦さん。

「ちょっと赤ちゃんの頭の下がり具合が悪いかな。」

念のためと思って骨盤のレントゲン検査をしたところ、赤ちゃんの頭に比べて産道が若干狭く感じられました。年齢や妊娠前からのお母さんの体重をふまえ、上乗せされた脂肪組織なんかも考えると、かなりの難産が予想されました。いや下からは産まれないかも…。

下から産むのをチャレンジしてみるか、はじめから帝王切開で予定するか。
それぞれの選択肢での胎児、母体へのメリット、デメリットをご主人と共に説明しました。

「こんなにお尻が大きいのに骨盤が狭いなんて・・・。」

正常分娩をイメージしていた妊婦さんはとても悲しそうでしたが、結局帝王切開することを決心されました。

どんな人も、妊娠したら安産で赤ちゃんも普通に元気に産まれてくる。
そんなふうに想像しているのは無理もありません。

「陣痛で3日間も苦しんでやっと産んだのよ。」とか
「病院行ったら子宮口が全開してて、あっという間に産まれちゃって。」とか
無事正常分娩したお母さんたちの武勇伝はよく耳にしますが、何らかの理由によって最初から帝王切開で出産せざるを得なかった妊婦さん達はあたかも楽して産んだかのような、時に肩身の狭い思いをしていることがあります。

そこで声を大にして言いたい。

赤ちゃんの安全を最優先して、自分の体に傷を作ったお母さんの勇気こそ讃えるべきである!

先日のひな祭りで元気に生まれた女の子は、きっときっと将来幸せになるに違いない。
私はそう信じております。
[PR]
by kurukuruX | 2011-03-06 18:47 | 仕事 | Comments(8)

只今、二度目のドロップアウト中。


by kurukuruX